MDDトルソーをご利用いただきまことにありがとうございます。
このページではMDDトルソーの組み立て方、使い方を説明します。
ご一読いただき、MDDトルソーをご活用いただけますとうれしいです。
組み立て方
1.パーツの確認する
お手元に届いたMDDトルソーのパーツを下の写真と比較してください。
もしお届け時点で不足していたり、割れたりしてるものがありましたらお知らせください。BoothのメッセージでもTwitterのDMでも構いません。すぐに対応いたします。
※MDDトルソーは、衣装の裾の長さに応じて二段階に高さを変えられるようになっています。また、ウィッグを飾るためのヘッドパーツを取り付けられるようになっています。
飾り方によってお使いにならないパーツが出ますので、使わないパーツは無くさないように保管くださいませ。
2.保護紙を剥ぎ取る
パーツのほとんどには傷や汚れを防ぐための保護紙がついています。(状態確認のために私が取っているものもあります。)これを剥ぎ取ります。
保護紙には薄いベージュのもの、濃いめの茶色のもの、半透明の樹脂シートのものなどいろんな種類があります。一つのセットの中に複数の保護紙のパーツが混在していることもあります。これはDDトルソー / MDDトルソーシリーズが様々な方法で入手した端材を材料として作られているためです。お届けする価格を抑えるための工夫ですのでどうぞご理解をお願いいたします。
いずれの保護紙も爪でカリカリして端っこから剥ぐか、カッターの刃のような鋭いもので端っこをひっかけるなどして剥ぎます。保護紙の表面にテープを貼って引っ張るという方法もあります。薄いベージュの保護紙のパーツ(三菱ケミカルのアクリライト)はしばらく水に漬け込んでから剥がすという方法もあります。
3.ベースを組み立てる
写真のようにベースパーツA / Bを組み合わせてベースを作ります。ベースパーツは接着剤で固定すると展示の際に安定具合が増しますのでお勧めです。
接着剤はエポキシかUVレジンが良いでしょう。どちらも透明なものが100均で手に入ります。UVレジンはソフトタイプがおすすめです。写真の部分に少し塗って平たい所に置いて硬化させてください。UVレジンは晴れた日に10分くらい太陽に当てれば硬化します。硬化が不十分だと大事な大事な衣装を汚してしまう可能性がありますので固まったことを十分に確認しましょうね。
4.ボディを組み立る
ボディ板にバストヒップ板を写真のように刺します。バストヒップ板には前後がありますので肩の穴(衣文掛け用)の向きがそろうようにしてください。
5.ベースに支柱を立てる
飾る衣装にあわせて支柱を選びベースの溝部分に差し込みます。支柱とベースの溝が互いに相手を抱きこむようにきっちりと差し込んでください。
6.ボディを支柱に差し込む
ボディ下部には支柱上部の溝と勘合する溝があります。写真のように差し込んでください。
7.ヘッドパーツを組み合わせる
写真のように組み合わせます。ヘッドパーツ下端とボディ上部に組み合わせるための溝があります。
ほかの部分と同様にして差し込んでください。
これで完成です。
☆使い方
トルソーに服を着せる時はヘッドパーツを外し、支柱から抜いてボディだけの状態にして作業してください。それが最も安全で着せやすいです。
衣装を着せたらスカートの中に両手を突っ込んで(笑)ボディをつまみ、支柱の上部を探りながらボディを差し込むと合わせやすいです。この時に衣装の裏地などを溝に挟みこまないようご注意ください。
ヘッドパーツにウィッグをかぶせる時も必ずヘッドパーツを外した状態で作業ください。ウィッグは前部(額側)を先に入れ、後ろをかぶせていきます。ドールさんにウィッグかぶせる時と同じです。この時ヘッドパーツ後部にある半円形の切り欠き二か所に指を突っ込んでウィッグを引っ張ると楽にかぶせられると思います。
髪を梳かすときもヘッドパーツをボディから外した状態で行ってください。ボディに挿してから櫛を使うとボディに無理な力がかかる場合があり破損の恐れがあります。
なお、バストヒップ板の肩のあたりに穴が開いています。この穴は棒を挿して衣文掛けを作るためのものです。和服や法被を飾るときに便利にお使いいただけます。MDDトルソーにこの棒は付属しません。ご自身にてご準備いただけますようお願いいたします。
下の写真はDDトルソーV2とマジカルミライのハッピですが、衣文掛けスタイルのイメージの参考にしてくださいませ。
また、付属するフックを写真のようにビニールタイで縛ってやれば立体ハンガーとしてもお使いいただけます。
☆お手入れ。
・MDDトルソーが汚れたときは水洗いか、中性洗剤をお使いください。
・アクリルはアルコールに弱いです。殺菌用アルコールをお使いの際は液滴が本体に付着したままにならないようきちんと拭い取ってください。
・静電気を帯びたアクリルは埃をひきつけやすくなります。埃の付着が気になるときには洗髪用のリンスを薄めて(100mlに1滴くらい)柔らかい布を浸して固く絞ったもので表面を拭うとしばらく埃がつきにくくなります。
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